航空会社

　
　航空会社に就職するには、一般的には専門学校、短大、大学卒業の学生が対象になりますが、稀に高校卒業の学歴でも応募できる航空会社があります。

募集時期は一定ではなく航空会社によって違いますが、大体1年間で募集の多い月は4,5,6月に集中しています。
しかし最近では募集の時期が早まってくるにつれ、年が明けてすぐに募集の発表が行なわれるところも出てきましたが、それによって面接も卒業年度の春に行なわれるようになりました。

航空会社への就職活動をしている学生の中に、数年前の古い就職情報を頼りに活動していたら応募する時期を逃してしまったというケースもあるそうなので、今後はそんなことがないように、航空会社に就職を希望する学生は、常に各航空会社別に新しい募集情報をチェックしておく必要があります。

航空会社には国内と外資系の二種類がありますが、国内の航空会社ですでに学校を卒業して社会人となっている人を募集する場合、高卒以上の学歴を有している人であれば、原則的にどなたでも応募できます。

しかしこの場合は欠員募集がほとんどで、募集の時期は特に決まってなくいつ募集があるかわからないので、やはり募集情報を常にチェックするなどしてあらかじめ準備をしておかなければなりません。

また外資系航空会社の場合は、ほとんどが人員が足りない部署に穴埋めして補充する欠員募集となり、そのため募集条件には、国内航空会社のように学校の新規卒業予定者と既存卒業者の区別がされていません。
募集の時期もやはり航空会社によって違ってくるので、情報の収集を怠らないようにしなければなりません。

就職試験の流れとしては他の企業と同じように、まず書類審査があってその次に筆記試験が行なわれ、それに通過すれば最終的に面接へと進みます。
面接には集団面接と英語で行なう面接、それにグループディスカッションなどもあり、その過程で学生は徐々にふるい分けられていきます。
また体力測定や健康診断を実施する航空会社もありますが、順番と組み合わせは航空会社によって異なります。