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最終面接

 
 就職活動における最終面接は、中堅以上の企業では主にその役員や人事部長が参席して行われますが、中堅以下の企業になると社長自らが直接面接官として臨むところもあります。

最終面接で合否を決める重要な判断基準となるのは、その学生の持っている基礎的な学力と性格や人柄などの人間性、ビジネス能力と意欲や情熱など人格の全般的にわたった部分全てが判断材料となります。

最終面接は二次面接とも呼ばれ、質問の内容は一時面接のときと大体同じですが、もっと深く掘り下げたものとなり、特徴としては志望動機に集中する傾向があります。

面接で具体的に評価される項目としては、外的には身だしなみや仕草、エチケットなどが社会人としてビジネスの相手にいい印象を与えられるか、また言葉遣いはビジネスマンとして適切でそれ相応の会話能力を身に付けているか、そして志望動機が明確で本人に強い入社意欲があるかどうか、会社にとって本当にその人材を必要としているかなどが最終面接では判断されます。

特にビジネス能力と志望動機は、それだけで合否が決まるとも言えるくらいに重要なので、この二点についてはいつ質問されてもはっきりと答えられるように、事前に綿密な準備をしておく必要があります。

企業が求めている人材とは高いビジネス能力をもっているか、また自分の志望動機をはっきりと表現することができ、入社意欲が高いかという点を重視しますが、補助的に表情の明るさや態度、社内で有能な社員とタイプが似ているかなどが見られます。

評価の方法は基本的に、他の就職希望者である学生同士の比較を通して行われます。志望者の中で誰が会社にとって有益な人材で、誰が会社のためにより貢献してくれるかという基準に基づいて選定されます。

最終面接まで行く人は、一次面接で企業が求める最低要件をすべて通過してきた人ばかりなので、その中からさらに有能な人を選び抜く、学生にとっては最後のふるいにかけられる場になります。
従って緊張せずに落ち着いて、自分がどうしてもこの会社で働きたいという強い意志と自信を持って、堂々と答えることが何よりも大切です。

【文例集付】知らないから落ちる面接の4点減点法

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