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面接の重要性

 
 就職活動において最大の関門は、何といっても面接といえるでしょう。

面接とは企業と就職志望者が実際に顔を合わせながら、会話によって行われる対面形式の試験のことを言いますが、他の言葉で言い換えれば、企業と志望者のお見合いの場と言えるかもしれません。

面接のポイントは、いかにして自分をPRするかにありますが、それと同時に、相手側の企業に気に入られる必要があります。
どんなに自分をPRしてそれがうまくいったと思っても、実は自分だけでそう思っていて、実際は企業側に気に入ってもらえていなかったら何にもなりません。

大事なことは、企業側が求めているものを自分が身に付けているかという事であり、そのためには志望会社の経営方針やビジョンなどをよく知っておいたほうがいいでしょう。

一般的に企業が個人に求める人物像というのは、主体性や責任感、使命感の強さ、またリーダーシップや積極性を持っていることなどが挙げられると思いますが、面接の時にはこのようなことを意識して臨んだらいいと思います。

就職活動における面接を形式別に見ると、大きく分けて個人面接、集団面接、集団討議面接の三つに分けられます。

まず個人面接とは面接官と一対一で向き合って行われるもので、就職志望者の考え方や態度、能力などが判断基準となります。

このとき注意すべきことは、面接担当者は志望者の一部始終をくまなく見ていますが、だからといって緊張しすぎて上がったり、おどおどすることのないように気をつけなければいけません。

また変に気張ってみたりよく見せようとする必要もなく、ありのままの自分を表せるように面接官の質問に対しては、明るく爽やかにハキハキと答えることが大切です。何よりも担当者にいい印象を与えられるように努力しましょう。

次に集団面接とは、志望者数人と企業側からは数人の面接官が参加して、同じ部屋で一度に行われる面接試験のことをいい、グループ面接とも呼ばれます。

集団面接が個人面接と違う点は、面接官にとっては志望者同士を比べることができるので、それによって評価を下しやすいという利点があり、また学生にとっては前に答えた人の意見を参考にできるという点が有利と思われます。

この面接では他人よりも抜きん出た自己アピール力や積極性、そして集団の中での協調性などを見られますが、あまり他の志望者を意識せずに、自分独自のスタイルを出していくことが重要ではないかと思います。

また面接官の質問に対して答えるときのポイントとして、質問を受けた面接官にだけ話すのではなく、できれば面接官全員の顔を順に見回しながら、全員に向かって答えるという心がけを持ったほうがいいでしょう。

最後に集団討議面接とは、面接官が提示するある一つのテーマに対して数人の志望者で討論させる形式で行われ、志望者の人数は大体一般的に5人前後の場合が多いです。

この面接試験では特に積極性と協調性が問われるため、自分の意見を積極的に発言しながら、一方では他の人の意見も尊重するという部分も面接官に見せなければなりません。

その辺のバランスの兼ね合いをうまく考えながら、自分の意見や考えをうまく表現することが大事です。
またこれは当然のことですが、身だしなみをきちんと整えて行くことはもちろん言うまでもありません。

【文例集付】知らないから落ちる面接の4点減点法

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